決算前の追い込みにあえて乗る
自動車の販売に限ったことではないが、物を買うときのタイミングとして、一般的に優遇されるのは、決算時期だ。
実際、自動車メーカーの発表によると、自動車が一番売れている時期は3月の年度末決算期だ。
自動車は家電製品のように、新生活であったり、行楽シーズンだったり、特定の季節でしか使用しないものであるなど、商品そのものに旬の時期があるものではないので、3月の年度末に一番売れるという事は、ディーラーが拡販に力を入れた結果であると言っても良い。
ディーラーにとってみれば1台でも多くって、販売実績を重ねて、決算を迎えたいところ。
多少、利益率が悪くなったところで、台数をはけさせる方が重要だ。
購入者にとってみれば割引率が高くなり、オプションなどのサービスも良くなる可能性が高い。
いわば買い手市場になるので、強気で値段交渉ができるのだ。
注意すべきは、ギリギリになりすぎない点。納車が遅れて決算を過ぎては元も子もないので、余裕を持って2月中から交渉を始めるのが得策だ。
また数ヶ月待ちの人気車種は避けること。
条件をうまく引き出すべし
他社の同系統車種の見積もりも出してもらう
他社と迷っている素振りを見せて割引額をアップさせよう
今乗っている車を下取りに出したいとにおわせる
すぐに買い換えたいと言う意思を見せ、さらなる割引を狙う
特別仕様車が出るとモデルチェンジ
一般的に特別仕様車が出るのはモデルチェンジ前のタイミングと言われている。
これには現行モデルを売り切りたいメーカーの狙いがある。特別仕様車は価格も控えめなので狙う価値はある